GOLF CUP第2戦は真夏の7月22日。この日関東地方は記録的な暑さとなり、外気温は36℃を示していました。第2戦のドライバーは沢井選手に代わって徳選手です。徳選手は去年のGOLF CUP耐久レースで終盤に14秒台を連発し、D’s Racing初参戦となったGOLF CUPで6位入賞の原動力となりました。
今回は耐久レースに続いて2回目のドライブとなります。









しかしながら、昨年末のレースから半年以上が経ちレーシングスピードでのドライビングの勘がやや戻りにくいこと、猛暑によるタイヤの消耗が激しく、予選は5番手となりました。第1戦と同じくスタートが勝負、徳選手はスタート良く飛び出しましたが、他の選手のスタートも同じくらいだったためそのままの順位で1コーナーへ、一旦は4位までポジションを上げたものの、抜き返されて5位に。ところがスタートしてから各車の順位が落ち着いたころ、最終コーナーで1台がコースアウト、筑波の最終コーナーはグラベルが深く掘ってあるために、横向きで入った車両は横転してしまいました。このためレースは赤旗中断。
転倒したゴルフのドライバーはロールケージのおかげで大事には至らず、レースは4周を残して再スタートとなりました。




再スタートとなった第2ヒート、5位のポジションからスタートしたゼッケン20徳選手は、1コーナーまでのダッシュで4位にポジションアップ!その勢いを持ち込んで第1ヘアピンで前車のインを差し3位までジャンプアップするも、直後の第2ヘアピンでインを刺し返されて4位で1周目をクリアしました。4周という超スプリントレースのためコンセトレーションを高めて前車を抜きにかかるものの、テールはつかみながらPASSまでは行き着きません。







結局、決勝レースを制したのは第1戦リタイアの柿ゴルフ、2位にはイシカワエンジニアリング、徳選手は僅差で4位となりました。
しかし、このような猛暑のレースでもオイルクーラーを装着したおかげで油温は120℃にも達することなく、ゴルフの高い耐久性が証明されました。
18万キロ以上を走ったエンジンのため、いつブローするか?という不安はつきまとっていますが、11月の第3戦にご期待ください。